2011年05月15日

半音階全てを「ドレミファソラシド」のようにシャープやフラットを付けずに1文字で呼びたい、表記したい!

ちょっと長いタイトルになってしまったが、今回は音楽の話。


音楽理論を知っている人も、あまり知らない人も、これだけは聞いたことがあるだろう

「ドレミファソラシド」

そう、音楽の基本となる音階のことです。

「ドレミの歌」
っていうのが、あるくらいですからね。


この「ドレミファソラシド」、実は、イタリア語だったって知ってます?

まぁ、それは今回はあまり重要ではないんだけど、とにかく日本ではこの呼び方が定着していますよね。


ところが、ピアノとかを見るとこの音階以外にも音があるんですよね。

このドレミファソラシド以外にも「黒鍵」というのがあって、

例えばドとレの間に黒鍵があるのだが、そこは「ド#(シャープ)」または「レ♭(フラット)」と読む。



今回のテーマは、この#とか♭とかのことなんだけど、どうしても長い文字列になってしまって、呼びにくいのだ。


ドレミファソラシドは、言葉一つで言えるので、(ファは表記上は2音だが、一言で表せる)音程と音階を合わせた呼び方ができるのでいい。
例えば「ソミレドレミド」とそのまま口で音程を取りながら、音階を読むことができる。


ところが、これにどこか#や♭が入ったりすると、突然この音程を一言で言い表せなくなってしまうのである。

例えば「ソ#ミレドレミ♭ド」と変化してしまったときなどは、言葉でいうと

「ソシャープミレドレミフラットド」

と、とんでもなく長い呼び方になってしまい、とても音楽どころではない。
かといって、同じように「ソ」のまま読むのも気持ち悪い。


どうにかならないのか。

そう思って調べてみると、それなりに調べればある。

例えばドイツ語ではドレミファソラシドに変わって、「CDEFGAH」で表記する。

「C」(ド)はツェーと読む。「D」(レ)はデーと読む。
ここでは全部は省略するが、このようになっている。
そして、半音階にも呼び方はあるのだが、そこが私的には難しく感じてしまう。

ピアノ的に言うと「C♯」も「D♭」も音程は同じ。
ところが、ドイツ的音階でいうと「C♯」はツィス。「D♭」はデス。
同じ音なのに、呼び方が変わってしまうのである。

これにはちゃんとした理由があって、厳密に言うとシャープとフラットは音が違う等の認識から来ているらしいが、ことポピュラーな音楽観点から言うと、ちょっと面倒くさい。


もう一つ「ドディレリ唱法」というのもある。

これは、「ドレミファソラシド」を基準にした呼び方なので、なじみやすくはあるのだが・・・。

これも結局は同じ手法。ド#の時は「ディ」と呼んでレ♭の時は「ラ」と読む・・・。

結局、規則性はわかるのだが、日本語読みするとかぶってしまう音も出てくるし、なんにしろ、#と♭で呼び方が変わるのはいただけない。


それならば、作ってしまえばいいのではないか!!


単純にそう思ったのである。


どうやって作るか。
色々と考えてみた。







1.まずは、「ドレミファソラシド」を母音に当てはめてみると、「う行」がないことに気付く。
そこで、ピアノの黒鍵にあたる部分を、全て「う行」で統一することにした。そうすることによって、「黒鍵=う行」という関連付けができるものと考えたからである。

2.次に、う行を全部書き出してみる。(カタカナで)「ウクスツヌフムユルグズヅブ」基本的にこの13音。(シュやギュなどの拗音は表記が2音になるので抜いた)

3.そこから使えなさそうな音を省いていく。
まず、「ウ」は母音なのでやめる。
次に、「フ」も「ファ」と間違える可能性が高いため省く。同じ理由で「ブ」も。

4.この時点で残った言葉「クスツヌムユルグズヅ」の10音。
黒鍵部分は5音なので、ここから5音を省く。
基本的に特徴のある言葉のほうが使いやすいし覚えやすい。

そう考えるとまずは、濁音は発音しづらく、使いにくいので、「グ・ズ・ヅ」を省く。

「ス」は摩擦音で、特徴のある言葉なので使いたい。
「ス」を残すとすると、「ヌ」が表記上似ているので、省くことにした。

「ル」か「ム」を使いたい。
しかし、「ム」は、発音がしづらいし、聞き取りにくい音でもあるので、省くことにした。

こうして残った5音「クスツユル」ができた。

5.これを各黒鍵に当てはめていく。
ド#(レ♭) =ル(レにつなげるために近い音を使用)
レ#(ミ♭) =ツ(ソと表記が似ているので、あまり近いところじゃないところで使用)
ファ#(ソ♭)=ス(ソにつなげるために近い音を使用)
ソ#(ラ♭) =ユ(余ったのがこの音)
ラ#(シ♭) =ク(この音が7th(セブンス)の音なので、形が近い「ク」を選んだ)

主に上記の理由から、こういう風にさせてもらった。

こうしてできた12音階呼び方。上がるときは、

「ドルレツミファスソユラクシド」
下がるときも同じ、ただ反対から読むだけ。

「ドシクラユソスファミツレルド」

こうすると、半音階も全部言葉で言いながら音程もたどれるので、いいと思うんだけどな。


この方法が、標準になってくれることを望みたいと思う今日この頃でした。


私は、この方法を提唱したいと思います。

「MAOS唱法」と呼ぶことにしよう!


フリマリー 音階教本音律と音階の科学 (ブルーバックス) [新書] / 小方 厚 (著); 講談社 (刊)




posted by マオス at 22:06| Comment(3) | 音楽全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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